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2021年12月25日
カテゴリー: 北海道ご当地情報
寒い季節、冬は「鍋料理」に限るという方も多いのではないでしょうか。
身体が温まる鍋料理、北海道といえば・・・というものもあります。
今回は特に寒い季節におススメの北海道の郷土料理についてのお話です。
北海道には多くの郷土料理がありますが、今回は農林水産省が主催の「農村漁村の郷土料理百選」にも選出された北海道を代表する郷土料理として「石狩鍋」「チャンチャン焼き」「「ジンギスカン鍋」を紹介します。
北海道の郷土料理の代表格と言えます。
冬は鍋料理と思う方が多いかと思いますが、北海道民がまず思い浮かべる「鍋料理」としては「石狩鍋」ではないでしょうか。
ぶつ切りの鮭とあらを、キャベツや玉ねぎなどの野菜や豆腐、こんにゃくなどと一緒に入れる、味噌味の鍋料理です。牛乳やバターなどを加えたり等アレンジし、それぞれの家庭やお店で石狩鍋が楽しめます。味噌が身体を温め、寒い北海道の冬にもぴったり。元々は漁師料理と言われていますが、今は家庭料理としても冬の定番と言えます。
「鮭のチャンチャン焼き」は秋から冬にかけてとれる鮭と野菜を蒸し焼きにして、味噌仕立ての料理です。
漁師町が発祥と言われています。
「チャンチャン焼き」の由来には諸説色々あるそうです。「お父ちゃんが作るから」「鮭を焼く時に、鉄板がチャンチャンと音を立てるから」「ちゃっちゃっと作れるから」などの様々な由来があるそうですが、どれも信憑性がありますね。浜のお父さんが豪快に手早く作る料理というイメージがあります。家庭でも栄養価の高い鮭とたくさんの野菜を一緒に食べることができ、鉄板を使わずともホットプレートを使うことで、手軽に作れる家庭料理としても北海道では浸透しています。
味噌とバターの香りが食欲をそそります。
「ジンギスカン鍋」と「鍋料理」と分類されることもありますが、鉄板料理と言えましょう。
北海道で羊肉が食べられるようになったのは、大正時代、第一次世界大戦の勃発により国策として綿羊飼育が推奨されたことにより、北海道でも綿羊飼育が盛んとなりました。しかし第二次世界大戦後には当時の社会情勢により北海道では綿羊飼育から羊肉用の飼育へと変化していき、羊肉が食べられるようになったことでジンギスカンが誕生したのです。
羊肉には臭みがあり、生で焼いてたれをつけて食べる方法と、あらかじめ醤油ベースのたれにつけこみ焼く、味付きジンギスカンと2通りあります。
多くの北海道の家庭には「ジンギスカン鍋」があると言われています。それくらい、北海道民は春は花見、夏はキャンプやバーベキュー、秋は運動会、冬は暖かい自宅でほっこりと…など1年中ジンギスカンを食べています。
北海道は食材の宝庫。海の幸、山の幸、肉類、乳製品などおいしいものがたくさんあります。
今回は農林水産省が主催の「農村漁村の郷土料理百選」をテーマにしましたが、郷土料理はまだまだたくさんあります。
地元の食材を美味しくいたただけることは本当にありがたいことです。北海道に住んでいることはとても誇らしく感じます。
そして食事の時間は人生でも結構な時間を占めます。大好きな家族や友人と食べる食事はさらにおいしく、楽しい時間となります。
婚活中の皆様は、ぜひおいしい料理を一緒に楽しめる方を見つけてくださいね。